こんにちは。マサコカネヒラです。
2022年12月、5歳長男が粉瘤を切除する手術をしました。大人だと日帰りでできる手術ですが、5歳だと全身麻酔のため2泊入院です。
加入しているコープ共済から入院と手術の共済金を受け取りました。
本記事はその記録です。
コープ共済<たすけあい>ジュニアコース
コープ共済は生協組合員とその家族が加入できる共済保険です。
色々種類があるんですけど、今回加入したのは<たすけあい>です。一番有名だと思います。
<たすけあい>のジュニアコースには
- 掛け金月1,000円コース
- 掛け金月2,000円コース
- 掛け金月1,900円コース(加入条件ゆるやか)
があります。うちの兄弟は月1,000円(J1000円)コースです。
<たすけあい>ジュニアコース | J1000円コース | J2000円コース | J1900円コース |
---|---|---|---|
病気入院・事故(ケガ)入院 (1日目から360日分) | 日額6,000円 | 日額10,000円 | 日額5,000円 |
事故(ケガ)通院 (事故日から180日以内) (1日目から90日分) | 日額2,000円 | 日額3,000円 | 日額2,000円 |
手術 (手術内容により金額が変わる) | 1・5・10・20万円 | 2・10・20・40万円 | 0.8・4・8・16万円 |
長期入院 (270日以上連続した入院) | 36万円 | 60万円 | 30万円 |
事故後遺障害 (障害の程度に応じて金額が変わる) | 14~350万円 | 28~700万円 | 14~350万円 |
病気死亡・重度障害 | 100万円 | 500万円 | 100万円 |
事故死亡・事故重度障害 | 150万円 | 800万円 | 150万円 |
親扶養者死亡・ 親扶養者重度障害 | 4万円 | 20万円 | 4万円 |
扶養者事故死亡・ 扶養者事故重度障害 | 100万円 | 700万円 | 100万円 |
↑のコースにプラスできる特約が2つあります。
- 先進医療特約(月100円):1回あたり最高1000万円の保障
- 個人賠償責任保険(月140円):最高3億円の保障
0歳~19歳が加入できて、満30歳の満期日まで継続することができます。
満期になったら、女性コース、医療コースなどに移行します。健康状態にかかわらず継続できます。
共済金請求の記録
日数と流れ
共済金を受け取るまでの流れです。
年末年始を挟みましたが、入金まで早かったですΣ(゚Д゚)迅速な対応ありがとうございます!
- 2022/12/24電話で書類を請求
- 12/28書類到着
- 12/31ポストに投函
- 2023/01/06共済金が振り込まれる
- 01/10手続き完了のハガキが届く
事故(ケガ)通院の共済金はネットで請求できるんですけど、それ以外の場合は電話で連絡して書類を取り寄せる必要があります。
コールセンターの対応はとても丁寧でした。共済証書がお手元にあるとスムーズです。無くても組合員番号や電話番号などで照合できるらしいです。
以下のことを聞かれて答えました。
- 入院期間
- 手術日
- 手術名
- 領収書、診療明細書はあるか
- 診断書を書いてもらう予定はあるかどうか(無いと答えました)
手術名は診療明細書に書いてある正式名称で答えました。皮膚・皮下腫瘍摘出術です。あと、手術名のうしろのカッコ内(露出部外・直径3cm未満)も聞かれました。結構詳しく聞かれますね。
必要書類
コープ共済に送った書類は以下の通りです。
- 共済金(見舞金)請求書
- 「手術」共済金請求のための申告書
- 「病気入院」共済金請求のための申告書
- 同意書
- 領収証のコピー
- 診療明細書のコピー
領収証と診療明細書以外は、郵送されてきた書類に記入します。印鑑を押すところがあります。全部記入例が入っていて、その通りに記入しました。
入院と手術の用紙は書くところがいっぱいでちょっと面倒でした(^^;
手術は傷病を自覚した日、初めて受診した日と病院、初めて手術を指示された日などを記入しました。長男の粉瘤を発見したのは去年で、近くのクリニックを初めて受診した日は・・・覚えてない\(^o^)/記録が残っていないものは「〇日頃」と曖昧な感じで記入しました(^^;でも大丈夫でした。
共済金は28,000円
共済金額は28,000円でした。
- 入院6,000円×3=18,000円
- 手術10,000円
入院は2泊3日だったので3日分でした。月1,000円で1日6,000円の入院保障ありがたい( ;∀;)
手術は一番安い金額でした。
2022年9月~手術共済金の支払い方式が変更
調べてみると、2022年9月~手術共済金の支払い方式が変更になりました。<たすけあい>の場合、2022年9月1日以降に受けた手術からです。
変更点
- コープ共済が指定する手術が対象→診療報酬点数連動方式に
- 手術共済金額は5・10・20万円→1・5・10・20万円に
保険適用の手術はだいたい支払い対象になりました!一部対象外の手術もありますが、対象の手術数はめっちゃ増えました。
各生命保険会社や都民共済では、結構前からこの方式になっていました。コープ共済はやや遅れての変更ですね。
日本生命で働いてた時、新しい支払い方式の医療保険に変更するには手続きが必要でした。変更後は月数円~百円ほど保険料が上がるようになっていました。よく言われる「保険の見直し(契約転換)」じゃなくて、医療のとこだけ変更する保全手続きです。契約者にとってメリットが多いので、ほとんどの方が変更していました。
コープ共済では、掛け金そのまま、手続きなしで自動的に支払い条件が変更になるので助かりますね。あ、日本生命の医療保険では、手術の支払い方式の他にも改良があって、全体で受け取れる金額が増えたため、保険料が若干UPしたのだと思います(生命保険会社はケチだと思われそうなので一応フォロー)。
また、今までは手術共済金が出るか出ないかは契約のしおりを見ないと分かりませんでした。面倒だし、基準が分かりにくいので「なんでこの手術は良くて私が受けた手術はダメなの!?」という不満も少なからずあったと思います。今回の変更で、その辺がすっきり分かりやすくなりました。
割とよくある簡単な手術もたくさん対象になったので、安い共済金の枠も作ったという感じでしょうか。診療報酬点数6,999点以下の手術は1万円です。
調べたら、長男が受けた手術は以前だったら対象外でしたΣ(゚Д゚)9月過ぎてて良かった…!ちなみに診療報酬点数は1,402点でした。
受け取れる金額が変更前より下がるなど、不利になった手術も一部あります。でも、支払い対象手術数が大幅に増え、契約者にとってはメリットの大きい変更です。
詳しい内容については公式HPやコープ共済にお問い合わせください。
まとめ:入ってて良かった!
入院・手術共済金の手続きレポートでした。
入金まで非常にスムーズで良かったです。書類を記入する箇所が多くて若干面倒でしたが、まあこんなものでしょう。手術の支払い方式のように、徐々に便利になっていくと思います。
事前の診察や検査も含めて、医療機関に支払った金額は1,840円でした。入院中の食事代だけです。医療費無料ありがたい( ;∀;)
ただ、遠くの病院に何度も通院したので、交通費は結構かかりました。入院の3日間毎日と、診察や検査で4,5回行きました。
- 幼稚園の後に急いで行く
- MRI検査の後、フラフラして歩けない(子供は薬で眠らせて検査する)
- 退院後は無理に歩かせたくない
- 夜遅い
等の理由で何度もタクシーを利用しました。交通費総額は受け取った共済金と同じくらいです。
あと、検査や面会で下の子を連れていけない日がありました。実家が遠方の場合、配偶者が仕事を休んだり、保育園等に預ける必要があります。そういう時の収入減・支出増の補填として共済金(保険金)があると助かるなあ、と思いました。
子どもの保険については色々な考えがあると思いますが、今回共済金を受け取ってみて私は「やっぱり入ってて良かった」と思いました。
保険についてはマイナス面を強調した意見がネット上で目立つ気がするので、この実体験に基づいたプラスの意見がどなたかの参考になれば幸いです。
私は加入して良かったですが、全員に加入をおすすめしたいわけではありません。正しい情報を見て、ご家庭で必要かどうか判断してくださいね。
というわけで、子どものコープ共済は今後も続けたいと思っています。
近々都外へ引越すため、一度生協組合を脱退しなくてはいけません。調べたら、引越し先でも生協に入る予定なら、手続きをすればそのままコープ共済を続けることができるそうです。良かった。
参考(公式HP):県外へ引越してもコープ共済は続けることはできますか。
保険や共済関係で今後変化や手続きがあったらまた記事にします。
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