こんにちは。マサコカネヒラです。
7月の4連休にSL大樹に乗りました。とてもかっこよくて楽しかったです。子供達よりも私が喜んでいましたw夏の良い思い出になりました。
鉄道大好き長男が1年くらい前から「SLに乗りたい!」と言っていました。長男の希望は叶えてあげたい!でも、私は以下のことがよく分からなくて、SL=ちょっとハードル高いな~と思っていました。
- SLってどこに行けば乗れるの?
- どうやって予約するの?
- 人気で予約とれなさそう
- 料金高そう
- 3歳0歳連れだと周囲に迷惑をかけてしまうかも
しかし、今年6月に東武鉄道の株主優待を初めていただいたことで「せっかくだから優待の株主優待乗車証を利用して遠くまで行ってみたい!」と思い【子連れでSL!日帰り鬼怒川温泉の旅★】を計画してみました。
調べてみると、予約も簡単だったし、SLの料金も思ったほど高くありませんでした。小さな子供連れのお客さんも多かったので、変に浮くこともなかったと思います。
本記事では、SL大樹の情報や、3歳0歳連れで乗ってみた感想を書いていきたいと思います。
同じような旅行を検討している方の参考になればいいなと思います。
そして、ブログでSL大樹の宣伝をする→お客さんが増える→東武鉄道が儲かる→株主(私)が儲かる(^^)のを期待していますwまあ、ほとんど影響力無いですが\(^o^)/
SL大樹について
「鉄道産業文化遺産の保存と活用」と日光・鬼怒川エリアを中心とした
プロジェクトの背景と目的 | SL大樹をもっと知る SL大樹 | 東武鉄道 (tobu.co.jp)
新たな「地域の観光活力創出」を目指し、
地域や関係鉄道事業者様のご協力を得て
「SL復活運転プロジェクト」を推進しています。
廃車となったSLを東武鉄道で復活させるプロジェクトです。2017年から行っています。SLという鉄道産業文化遺産を活用し、日光・鬼怒川エリアの活性化に貢献するというのが目的です。
東武鉄道で運転するSL大樹のSLはJR北海道から、そのほかの車両や転車台などの設備(せつび)も全国各地(ぜんこくかくち)から借(か)りたりゆずってもらったりしたんだ。 SL大樹はたくさんの人の「SLを走らせたい」という思いをのせて走っているんだよ!
SL大樹のひみつ|TOBU Kids/東武鉄道キッズサイト (tobu-kids.com)
↑SL大樹については東武鉄道キッズサイトがすごく分かりやすかったです!これから乗る方は、このサイトで予習しておくともっと楽しめると思います。
全国各地からSLや他の車両、設備などを借りたり譲ってもらったりしているんですね。初めて知りました。子供にとっては新鮮だし、鉄道マニアの方にとっては懐かしの車両なんですね。
運行区間・料金
以下の2区間を運行します。
★下今市駅⇔鬼怒川温泉駅
- SL大樹、DL大樹が運行(1日最大8本)
- 12.4km、約35分
- 途中に東武ワールドスクウェア駅あり
- SL大樹の座席指定料金:大人760円、小児380円(※)
- DL大樹の座席指定料金:大人520円、小児260円(※)
8月、9月はほぼ毎日運行しています。運転日や時刻表は公式サイトをご覧ください。
★下今市駅⇔東武日光駅
現在は団体専用列車として運行していますが、秋から定期運行が始まるそうです。
- SL大樹「ふたら」が運行
- 7.1km、約20分
- 座席指定料金:大人760円、小児380円(※)
※座席指定料金について
- 全て片道の料金です。
- 別途、乗車区間の運賃が必要です。.【下今市ー鬼怒川温泉】は大人片道251円(ICカード)です。
- 小児=小学生。未就学児は無料です。
アクセス
東京方面から行く場合、浅草と新宿から特急が出ています。どちらからも約100分で下今市駅に到着します。
日光や鬼怒川温泉は遠いイメージがありましたが、特急を利用すればそんなに時間はかかりませんでした。
なので、我が家のように「観光や宿泊ナシでも鉄道にたくさん乗れればオッケー!」という方は、東京から日帰りでも行けます←疲れるけどw
我が家は、行きリバティ・帰りスペーシアに乗りました。かかった交通費については後述します。
予約・購入方法
SL大樹、DL大樹の座席指定券は、乗車日の1ヶ月前の午前9時から以下の方法で予約・購入ができます。
- 東武線各駅
- 東武トップツアーズ
- 主要旅行会社
- インターネットで予約→窓口で購入
- インターネットで予約・購入
私はインターネットで予約・購入しました。↓のサイトから空席照会・予約・購入(クレジット決済)ができます。
操作はとても分かりやすかったです。乗車区間や時間を選んで、希望の座席を選んで、必要事項(メールアドレス、クレカ情報など)を入力して終了です。会員登録はありません。
終了後、メールアドレスに購入完了メールが届きます。車内で乗車券を確認する時には、そのメール画面またはそれを印刷したものを提示すればオッケーです。
夏休みだし、SLは人気がありそうだし、もう予約が埋まっているのかも、と予約前は思っていました。
しかし、SL大樹、直前でも結構予約できます・・・!空席照会をしていただくと分かると思います。旅行者にとっては予約が取りやすいのは嬉しいことなのですが、東武鉄道は大丈夫なのか心配になります(^^;今コロナ感染者が増えてるからみんな自粛してるのかな、きっとそうだよね\(^o^)/
私達が行ったのは7月の4連休中日、コロナも今ほど感染者が増えていない状況でした。1週間前に予約した時は1/3くらい席が埋まっている感じで全然空いていました。でも当日は満席でした。すれ違ったDL大樹は座席に余裕があるように見えました。
日にちや時間帯によってはすぐに満席になってしまうかもしれないので、できるだけ早めに予約するのが良いと思います。
子連れでSL!日帰り鬼怒川温泉の旅★
SLカッコイイ(><)
とにかくSLがかっこよかったです!私達が乗ったのはC11形 207号(いわゆる「カニ目」)でした。下今市駅のホームに入線するところは感動でした。SLは色んな鉄道博物館で見たことがありますが、やはり線路を走っている姿は素晴らしかったです。青空と合いすぎてとにかく映える映える。これは撮りたくなっちゃいますね(^^)他の季節・天候もきっと素敵だろうなぁと思います。
当たり前ですが、テレビなどで見るよりも全然迫力がありました。特に音です。汽笛の音がめちゃくちゃ心臓に響きます。シュッシュッという蒸気の音も想像以上に大きかったです。
長男は音にびっくりしたのか、あまり近づきたがりませんでした。下今市駅から乗るときに少しだけ時間があり、近くで写真撮影をする子もいましたが、長男は遠くから見ているだけでした。でも興味はありそうでした。次男は・・・手を振る運転士さんにバイバイしてました(可愛い)でもまだよく分からないでしょうね(^^;
車内の様子
【涼しい】青色の客車でした。ちゃんと空調がきいていて快適でした。たまに煙が入ってくるのも良き(´▽`*)
【ベビーカー】車両の端の方に荷物置き場があり、そこに大きな荷物やベビーカーを置くことができます。当日は満席で子供連れも多く、荷物置き場がいっぱいだったので、ベビーカーを畳んで足元に置きました。席は特急列車くらいのスペースがあるのですが、2席に大人2人+子供2人+大きめバッグ+ベビーカーは狭かったです(^^;子供用の座席も予約しておけばよかったと思いました。でもなんとかなりました。
【記念乗車証】出発してしばらくすると、アテンダントの方が乗車券を確認します。確認後、記念乗車証とアテンダント通信をいただきました。
記念乗車証はポストカードになっていて、裏面に記念乗車証スタンプが押してありました。向日葵とSL大樹、すっごく素敵じゃないですか?走っている途中、こんな感じで向日葵がたくさん咲いているところがありました!撮り鉄さんがたくさんいました。良い撮影ポイントみたいですね。
可愛らしいアテンダント通信です。SL大樹を陰で支える方々や沿線の魅力について書かれていました。
【おもてなし】客車にはアテンダントスタッフの方がいらっしゃって、景色の見どころなどを紹介してくれます。ローカル線っぽい、アットホームな感じでした。もっとお話をちゃんと聞きたかったのですが、子供たちがぐずったりはしゃいだりしてあまり記憶にありません(^^;
【写真撮影・販売】途中でカメラマンによる写真撮影サービスがあります。しばらくすると写真が出来上がり、車内で購入できます(1枚1,200円)。我が家はもちろん購入しました。家族4人の写真はなかなか撮れないので嬉しいです。
【ゆっくり】噂には聞いていましたが、かなーりゆっくり進みます。駅で何分か止まっていることもあります。ゆったりと景色を楽しむためなのでしょう。しかし、長男は「まだ着かないの?」とか言い出すし、次男は眠くてぐずり・・・子供達にはちと長かったかなと思いました(^^;まあこれも良い思い出です。
【お手振り】SL大樹に乗っていると、駅の方や町の方がみんな手を振ってくれます。車内の人も手を振ります。お手振りできる機会はなかなかないので楽しかったです。
駅も楽しい
SL大樹だけでなく、駅も楽しめます。
【鬼怒川温泉駅】
鬼怒川温泉駅の転車台で、乗ってきたSLが回転するのを見ました。本記事のアイキャッチ画像はその時の写真です。夏空に山にSLなんて、良い写真になるしかない(^^)たくさんの方が転車台を囲んでカメラを構えていました。
【下今市駅】
下今市駅も面白そうなところがたくさんあります。駅舎がレトロな感じだし、機関庫やSL展示館など!以下のサイトを参照ください。
私達はリサーチ不足で下今市駅は乗換のみの利用になってしまいました(^^;次はじっくり見学したいと思います!
感染症対策
★SL大樹
客車の入り口にアルコール消毒液があり、各自で利用しました。
★北千住駅の特急ホームの待合室
空気循環式殺菌灯が設置されていました。↓コレです。
病院の無菌室などでも使われていて、殺菌・ウイルス無力化できるんだそうです。初めて見ました。人が集まるところにあると何となく安心できますし、企業に好感が持てます。
あとは普通の駅、電車と同じような感じでした(換気、ソーシャルディスタンス呼びかけなど)。鉄道会社としては厳しい状況ですが、色々対策していることが分かりました。
かかった交通費総額
私達は北千住駅から東武線を利用したので、北千住駅~鬼怒川温泉駅の交通費をまとめました。大人2人分の料金です。
合計10,166円
- 運賃 5,532円-2,766円(株主優待乗車証利用)=2,766円
- リバティ特急券 2,940円
- SL大樹座席指定料金 1,520円
- スペーシア特急券 2,940円
株主優待乗車証で少しだけ安く行けました(^^)といっても、やはり交通費結構かかりますね。子供が小学生になるとさらに高くなる_| ̄|○今のうちにたくさん乗っておこう・・・。
まとめ
慌ただしく、ほぼ移動だけの日帰り旅行でした。我が家にとっては楽しく、良い思い出になりました。またSL大樹に乗りたいですし、今度は宿泊もいいなぁと思います。
コロナが落ち着いた頃、この記事を読んだ方が鬼怒川・日光にたくさん旅行に行ってくれることを祈っています。
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