こんにちは。
5カ月前、ン百万(四捨五入すると1千万)の借金があることを夫から告げられたmasakokaです。
ショックが大きすぎて立ち直れないんじゃないかと当時は思いましたが、意外と何とかなるものです。
そこから返済計画と家計の見直しを行った結果、生活水準を下げずに普通に生活できています。
借金があると悩むのが「どこから返済資金を捻出するか」です。
特に毎月カツカツな家庭だと、生活費を削らなければいけないかもしれません。
夫の借金なのに、家計を切り詰めて返済しなきゃいけないのは嫌!という方もいらっしゃると思います(私がそうでした)。
そこで、今回は我が家ががどのように家計管理を見直し、借金を返済しているかをお伝えしたいと思います。
基本情報
【家族構成】夫(会社員)、私(専業主婦)、1歳の息子。
【収入】給与 手取り25万~35万円(家賃天引き済み)。今は残業多めのため30万円以上のことがほとんど。
【支出】先取り貯蓄 約6万円 + 生活費 約20万円 = 26万円
※生活費は月によって±2万円ほど変動あり。
【ボーナス】年2回。一般企業に勤める30代後半男性の中では一般的な額だと思われる。
借金発覚前の家計管理
借金が発覚するまでは夫が通帳を管理し、私は生活費と貯金を請求して貰うシステムでした。
それまで一度も夫の預金通帳を見たことがなく、夫の収入がどのくらいか知りませんでした。
不安になって「今月使いすぎてない?お金貯まってる?」と聞くと、いつも「うん」と言うだけでした。
もっと早く無理やりにでも通帳を見せてもらうべきでした・・・。
ちなみに、借金は2018年末頃から、株などの信用取引で追証を重ねて築きあげたそうです(#^ω^)
借金発覚!我が家が行ったこと
【夫の通帳・カードを取り上げる】
通帳には、借金と追証の振り込み履歴がずらっと並んでいました。
恐ろしくて、もう二度とこんな状態にはなりたくありません。
通帳は私が管理することにしました。
夫のクレジットカードも全て取り上げました。
【返済をどうするか決める】
債務整理をして、返済は月6万円を数年間。
残業が多い月は家計から払えるけれど、無いとそんな余裕はありません。
でも、夫が勝手に作ってきた借金の返済のために我慢を強いられるのは嫌、と私は思いました。
「今の生活を変える気は無い」と夫に伝えたところ、夫も「自分がしたことだから」とすんなり了承してくれました。
というわけで、夫が自由に使えるお金(お小遣い)+副業で返済していくことになりました。
こういう時、妻としてどう対応するのが正解なのでしょうか。
「二人で頑張ろう!」とか「私も働くよ」とか言えるほど器の大きい妻ではありません(^^;
性格も一人一人違いますし、夫婦で納得して返済していくのが大切なのかなと思います。
【厳格なお小遣い制にする】
今までも、一応「お小遣い3万円+昼食代1万円」という予算を伝えていました。
が、蓋を開けてみれば多額の借金ですよ。
もう通帳しか信じない( ;∀;)
そこで、改めてお小遣いを「月3万円」と定め、昼食はほぼ毎日お弁当を持っていくことにしました。
毎月お給料日に夫に通帳を持たせ、3万円を引き出してきてもらっています。
夫の支出は完全現金主義です。
夫のお小遣いの使い道は、
- 飲み代
- 散髪
- お弁当を作れなかった時の昼食代(月1回くらい)
- 夫の判断で購入したおもちゃや食べ物
などです。
お金のかかる趣味が無いので、借金がなければ余裕だと思います。
家族で出かける時の支払いは私のクレジットカードですし、交通費も全額支給(家計から)しています。
さらに、出張の時は昼食代で千円支給しています(私、優しい!)。
お小遣いの残りと副業で夫は借金を返済しています。
【貯蓄性のある生命保険を解約する】
借金発覚当初、夫の通帳にはほとんど現金が残っていませんでした。
そこで、いわゆる「生活防衛費」として現金を確保するため、夫が独身時代から掛けていた変額終身保険を解約しました。
現金は使い果たしたけれど、保険は手付かずのままで助かりました(夫がもし契約者貸付制度を知っていたらと思うとゾッとする)。
かなり利率の良い保険でもったいない、とも思いましたが、今は資産運用よりも現金の確保が優先されたため、決断できました。
解約金は約150万円。
そこから債務整理の費用を支払うと100万弱。
まだまだ心許ないけれど、少しは安心できました。
生活防衛費は、毎月の剰余金とボーナスの一部を貯金し、最低でも300万円くらい(1年分の生活費くらい)は貯めておきたいと思います。
今後の懸念
【夫の副業が上手くいかなくなったら】
夫は休日どこかでアルバイトをするつもりだったらしいですが、会社が副業禁止で不可能でした。
なので、規定に引っかからない範囲でネットで稼いでいます。
今はお小遣いと副業で返済できていますが、今後副業で稼げる額が少なくなるかもしれません。
もし、そのような訴えがあれば、お小遣いの増額も検討します。
増やす額は、残業代の半分を上限とします。
残業代全額は渡しません。
勤務時間が長くなることで私の負担も増えるので、残業代は二人で稼いだお金と考えます(考え方は家庭によって違うと思いますが)。
また、夫の性格上、本当に切羽詰まった状態にならないと私に言ってこないという可能性もあります。
返済に迫られて、怪しげなところから借りられたらおしまいです\(^o^)/
返済状況がどうなっているか、しっかり目を光らせたいと思います。
【二人目ができた時の支出増】
こんな状況にありながら、もう一人子供がほしいと思っており、不妊治療を行っています。
幸運にも子供を授かることができれば、当然支出も増えます。
児童手当や会社の扶養手当で収入も少しは増えると思いますが、それ以上に家計が苦しくなる可能性があります。
なので、今のうちから生活水準を上げず、コンパクトな生活をすることを心がけます。
今まで、固定費削減(格安スマホや電力会社変更など)は行いましたが、変動費(食費や日用品など)はほとんど我慢していません。
買い物の仕方を見直したりして、無駄なものを買わないように気を付けます。
これは借金返済のためではありません。
収入の範囲内で支出と貯金をやりくりするのは家計管理の大前提ですから。
借金返済中でも家庭円満を目指す
夫への文句を色々書いてきましたが、日常は全然普通で仲が良いです。
借金発覚時に言いたいことを全部吐きだし、話し合ったことで、わだかまりなく納得して生活できています(少なくとも私は)。
今でもたまに嫌味を言ってやったりすることもありますが(笑。でも決して風化させてはいけない)。
いくらお金がたくさんあっても夫婦が険悪ムードだったら楽しくないですしね。
家庭円満を維持しつつ、できる範囲で家計管理を楽しく続けたいと思います。
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